2009年12月9日水曜日

つなげよう!高砂 準備号

準備号を発行しました

今こそ高砂市でも市民の目線で「事業仕分け」を!

 国の事業仕分けが大きな話題になっています。1時間で判断するのは乱暴だ、委員の発言が不適切など批判する声もあります。私の見方は違います。「外部」の視点を入れ、「公開」の場で議論を行ったことが貴重であり、そこを評価します。来年度以降も実施し、議論を続けることが一番大切なことでしょう。

 一方高砂市も苦しい財政運営は国と同じです。今こそ高砂市も「事業仕分け」を行い、組織のムダを洗い出すべきです。
 実は高砂市も昨年に「事業仕分け」を行っているのですが、職員のみが評価し、非公開と本来の事業仕分けにはほど遠いやり方でした。評価後の予算や計画への反映も見えてきません。

 例えば、埼玉県富士見市では市民も入れた第三者委員会が評価する事業を選定。評価後の予算反映も同じ委員会が見守るという方式を取りました。そして、評価自体も市民を1000人公募して見守る中で実施しました。高砂市も市民の目線での事業仕分けを実施すべきです。(井奥雅樹)


高砂市に新しい図書館は必要か

建設すべき! 文化の象徴

 そもそも、いまだに木造で貧弱な曽根の図書館しかないということが恥ずかしいし、高砂市の貧弱な文化の象徴。子どもたちが絵本に親しむ場が必要だし、若者や高齢者にも幅広く本と出会う場として今の施設では手狭。昔の図書館と違い、家族が滞在型でゆっくりと過ごせる文化の場所として絶対必要。

VS

もういらない! 財政難の中で箱もの不要

 インターネットの時代なんだから、本でなくても情報は十分に手に入る。 また、本が必要な人は家で買うでしょう。加古川市にも立派な図書館がある中で高砂市には別に必要ない。加古川の図書館に行けばいい。子どもやお年寄りのためならばバスを運行すればよいのでは。もう箱ものの時代じゃない。


窓口の受付はやめて市民相談コーナーを1F入り口になど

□「受付だけ」はムダでは?

 高砂市の財政が苦しいというが、まだまだムダが多いのでは。例えば1階の受付。民間委託らしいが、一人を1日貼り付けて座らせておくのはおかしい。廃止すると高齢者やはじめてきた人が迷うというのなら、管理職が交代で案内するとかという方法もあるだろう。また、市民相談窓口を1階の玄関に置いて、普段は市民相談を行い、迷っている人がいたら相談窓口の職員が対応するとかしたらどうだ?(Kさんら)

 □水道料金値上げの前に経営努力はしているのか

 値上げの話が出ているが、納得できない。病院と同じく企業会計なら、売り上げ不振の時は給与削減でもいいはず。それくらい本気なのか。市民に説明すべき(T)


いよいよ正念場 互助会裁判 市民オンブズ高砂 土井義澄さん


▼昨年11月に「高砂市が互助会に6億円以上を返してもらえ」という画期的な判決がでましたね。

土井 ありがとうございます。私も参加しているオンブズの仲間とともに平成17年(2005)に監査請求をして取り組んで以来、長い裁判になりましたが、いい結果を残すことができました。

▼そもそも互助会とは何ですか?

土井 職員の福利厚生のためということで発足した任意団体です。それが、途中からいろいろなサービスをつけ加える中で市民の税金という観点が抜けて行ったようです。

▼今回問題になったのは「退職生業資金」「リフレッシュ助成金」です土井 退職の時に「第二退職金」ともいえるようなお金を一人最高380万円程度渡していたのが「退職生業資金」です。そして、私たちが一番問題にしたのは平成14年(2002)に3億円以上ものお金を職員一人最高80万円、平均40万円程度で「リフレッシュ助成金」として職員全員に配分してしまったことです。

▼市民の良識が行政の非常識に勝った裁判結果でしたが、まだ裁判は続いているのですね。

土井 その後、高等裁判所でも今年の8月に「住民側勝訴」の判決が出ました。しかし、議会の一部の反対意見も押し切って(議会だより参照)、登市長は最高裁判所に訴えました。来年の早いうちには判決が出るでしょう。
▼前の政権から続いていた悪習のだから、登市長も素直に認めれ
いいのに。
土井 
互助会の運営がすべて「職員だけ」になっているのが大きな問題です。いわゆる組合=職員団体だけでなく、幹部も入って方針を決めます。互助会の代表は市の総務部長なんです。さらに、市長も互助会に入っていますから、市民の常識に立てないのです。今後、裁判で負けたら議会の多数と談合して市民の権利を捨てる「債券放棄議決」(神戸市など先例)をするのではないかと心配しています。

▼土井さんはそもそもなぜオンブズ活動に参加したのですか?

土井 民間企業で利益のための汚い場面もたくさん見てきて、引退後は孫のためにいい社会を残す活動を、と思ったのです。

▼これからも市政チェックのために頑張ってください。


債権管理条例だけではだめ、本気で滞納対策を 井奥雅樹

□滞納対策へ債券管理条例

 高砂市の滞納額は左の通り、26.5億円という大きな金額となっています。この他にも毎年「取れないから請求をやめます」(不納欠損)というお金が2億6000万円にもなります。これに対して、高砂市は滞納整理室を設置し、このたびは「債券管理条例」という全国にもまだ例の少ない条例を提案して「厳しく取り立てる環境」を整えていっています。ただ、これが「形だけ」で終わっては意味がありません。条例には「議会の放棄議決に代えて報告だけ」という条項もあります。安易な運用で「逃げ得」になっては困ります。

 □きちんとした報告と次の手

 市は広報に現状と成果を報告すべきです。さらに、市も計画している「インターネット公売」など次の手を実施すべきでしょう。



井奥雅樹の裁判を支える会

第2回会合 12月13日(日)

※第一回公判(12月9日)の報告と要望書の署名運動について

次回公判は1月29日の予定
□井奥雅樹の早期復帰を願う要望書の署名をお願いしています
連絡先
443-1276(橋本和明)(橋本)


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2009年12月8日火曜日

つなげよう!高砂ブログでオープン

ニュース発行に先立ち、ブログをオープンしました。